まだマトリックス4作目を観ていない人もいると思うので、詳細は書かないでおこうと思います。
観た後に「なんだったんだあれは?」と思った人が読むと面白いかもしれません。
マトリックス レザレクションズを観た感想
マトリックスだからさ。
resurrectionsとは蘇生や復活という意味がある。
映画を観てみるとこれはデジャヴュ、いやループかもしれない。
でも同じではない。
いや、そんな差異はどうでもいいかもしれない。
あの世界が楽しめるのだから。
個人的にはネオが住む前半の世界の方が現実味があって面白かった。
あのまま仮想現実の騙された世界でホワホワしたストーリーが進むなら、メンヘラっぽい主人公が住む世界も楽しかっただろう。
ところがそうはいかない。
また奴らはやってきて別世界へ連れていかれる。
戦うことをやめた人が叩きのめされて、限界が来た時にどーん!!!
ここは笑ったし驚いた。
スポ根ものの定番!
しかもその後も切り札がそれしかないとは・・・
あんまり強くない。
ネオ、なかなか強くならない。
そこが4作目の面白いところなんだろうと思う。
どーん!
どーん!
どーん!
やばいぞこいつ、これしかできない(笑)
思い返してみてもなかなかの弱さだ。
マトリックスといえばネオの仕草をマネしてみたくなるのも醍醐味だけど、今回もこれはマネしたくなる。
どーん!!!
簡単だしね。
トリニティーのレザレクションがこの作品のピークだった。
4作品目としては十分楽しめた。
自分の思考次第で自分のことは何とかなるし限界を越えることはできる。
だが他人の思考や選択を変えることはむずかしい。
最低でもマトリックスの1作目を見返してからレザレクションズを観るとより楽しめるだろう。
4作品目について、一切何も知らない方が楽しめると思う。
マトリックスは実は『インド思想』『ヨガ』や『禅』が元ネタになっているんですよね。
興味がある人は次の記事も読んでみてください。
マトリックス レザレクションズ
映画『マトリックス レザレクションズ』
公開日:2021年12月17日(金)
原題:『THE MATRIX RESURRECTIONS』
監督:ラナ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、プリヤンカー・チョープラー、ニール・パトリック・ハリス、ジェシカ・ヘンウィック、ジョナサン・グロフ、クリスティーナ・リッチ
前日に観たケラローノ・サンドロヴィッチ作・演出の『イモンドの勝負』もマトリックスと似ているぞ!と思ったのだ。
勝負に勝つことがいいのかとか、『イモンドの勝負』もどんどん場面が目まぐるしく変わって、誰が敵なのか味方なのかわからないという緊張感があった。
同じ役者が何役もこなし、今どのシーンなのか、どこにいるのか混乱しながら主人公は強くなっていく。
いや?強くなってるのかすらもわからない。