パスタを食べ続けた結果の症状とは?

パスタを2ヶ月ほど食べ続けていると痒みがでたりアレルギー反応があり、パスタを食べるのをやめたら胃ヶ月ほどで痒みが消えました。
手軽に食べることができて安くてタンパク質も摂れる冷凍パスタ。
トップバリューなどで200円ぐらいで購入できます。
仕事終わった後で疲れているときに自炊とか面倒なので冷凍食品はありがたい存在!
安くて量もあって満足度もある冷凍パスタを活用しない手はない!と思って冷凍パスタを毎日のように食べる習慣ができてしまいました。
2ヶ月ほどしたある日、体に痒みを感じるようになりました。
初めはストレスが原因だと思っていたので、痒み止め的なものを塗ったりしていたのですが一向に治らない。
ある日ふと「もしかしてパスタの食べ過ぎ?グルテンの過剰摂取が原因かも?!」と思いその日から冷凍パスタを食べるのをピタッとやめてみました。
すると徐々に痒みはひいていきました。
痒みの具体的な症状とサイン
パスタの食べ過ぎで原因不明の痒みが出てきた
私は冷凍パスタを毎日のように食べるようになっていました。
2ヶ月ぐらいは何も問題がなかったのですが、しばらくして下腹部に痒みを覚えました。
はじめはストレスから体が痒くなっているのかと思い込んでいたので、痒みが止まるような処置をしていましたが一向に痒みが治りません。
それどころか痒みは足や首筋まで感じるようになってきました。
これはやばい!

そしてふとした時に気がつきました。
この痒みの原因ってもしかしてパスタの食べ過ぎが原因?
グルテン?
そう気がついた時からピタッとパスタを食べるのを辞めました。
パスタを食べるのを辞めて1ヶ月経過したぐらいで痒みはほぼなくなったので、やはりパスタのグルテンが体の痒みの原因だったのだと思います。
慢性的な痒みとその影響
小麦アレルギーの原因はグルテンだと言われています。
パスタの食べ過ぎによる慢性的な痒みの原因は、小麦アレルギーやグルテン不耐症、セリアック病が考えられます。
小麦アレルギーの人がグルテンを食べてしまうと、蕁麻疹や痒みなどが出て呼吸困難になる場合もあります。
小麦アレルギーでない人ならグルテンを含んだ食品を食べても問題はありません。
ところが、普通の人でもグルテンを毎日たくさん食べていると不調になる場合があります。
肌荒れを起こしたり肌が痒くなったり。
原因のひとつに『グルテンの摂りすぎ』を疑った方がいいでしょう。
パスタを食べると太る?体への影響
『パスタを食べると太る、体に悪い』と言われることがあります。
その理由は糖質が高いからでしょう。
例えばデチェコのパスタの場合、パスタ100gあたりのカロリーは362kcalもあり炭水化物は74gです。
これにソースなどが加わればさらに高カロリーになるので、パスタ中心の食事だと太りやすいと言われている理由です。
ですが、1食当たり500〜700kcalであれば、そう太ることはありません。
味付けやパスタの種類を選ぶことでパスタを食べても太ることはないでしょう。
パスタは太りやすいと思われていますが、実は筋トレにもダイエットにも向いている食べ物で良い面もあります。
- お米と比べて筋肉を作るタンパク質量は2倍
- 糖質をエネルギーを変える役割があるビタミンB2が2倍
- 鉄分が3倍
- 食物繊維が3倍
- 低GI食品で血糖値が上がりにくい
パスタとお米のカロリー比較
スパゲティ | ごはん | |
---|---|---|
栄養成分表示 | 1食(250g)あたり(※参考) | 一膳(160g)あたり(※参考) |
カロリー | 373kcal | 269kcal |
たんぱく質 | 13g | 4g |
脂質 | 2.25g | 0.48g |
炭水化物 | 71g | 59.36g |
スパゲティとごはん1食分当たりの重さは違うのですが、満腹感、適量あたりの量で比較してみました。
パスタの特筆すべき点は栄養面でタンパク質量が2倍以上ある点です。
筋肉をつけるにはタンパク質は大事な栄養素です。
ご飯よりもパスタの方が筋肉を増やしたい人には向いていると言えますね。
筋トレで有名な山本義徳先生も、バルクアップするにはパスタがおすすめと言っています。
パスタはタンパク質やグルタミンも多く含み茹でると水分も含まれるので、筋肉を増やしたい人には非常に向いているわけですね。
パスタと小麦アレルギーの関係
パスタを食べ続けてアレルギー反応が出たら小麦アレルギーを疑いましょう。
若い頃はあまり感じませんでしたが、40代が近くなってきた30代後半ぐらいで朝にパンを食べると胃が多いような感じがして不快感を感じるようになりました。
それから朝食をパンからご飯に変えてみたところ胃腸が重いと言ったことがなくなりました。
小麦についてよく調べてみると『消化に悪い』ということがわかりました。
まだ胃が活発に動いていない朝に起きてすぐパンを食べると胃腸が重く感じるのは、小麦の消化の悪さが原因だったのです。
その原因となっているのがグルテンです。
グルテン過敏症とは何か
グルテン過敏症とは、グルテンに含まれるグリアジンという成分が過敏に反応して体に悪影響をおよぼす症状です。
同じ小麦製品でもグルテンが低いものと高いものがあり、パン・パスタ・ピザ・うどん・そうめんなどがグルテンが高いです。
また日常的に食べているとグルテン過敏症の症状があらわれやすいです。
グルテンのメリットとデメリット
メリット
- グルテンを入れるとタンパク質が増える
- グルテンを入れるともちもち感が出る
デメリット
- グルテンが含まれたものを食べすぎると腸内が炎症する恐れがある
グルテンが体に悪い理由
グルテンはアレルギー反応が出ない人が食べても問題ありませんが、消化が悪く腸内環境を荒らすことも知っておきましょう。
未消化のまま腸内に流れ込んでリーキーガット症候群といって腸内で炎症を起こすとも言われています。
小麦は糖質が高く依存性も高いです。
パスタが好きな人は歯スタがやめられない。
パンが好きな人はパンがやめられない。
ラーメンが好きな人はラーメンがやめられない。
たこ焼きやお好み焼きなど、粉もんが好きな人は粉もんがやめられない。
小麦の依存性はいろんなところで検証されています。
糖質よりの食生活をされてきている方の中には白米大好きな方もいらっしゃるのですがパンや麺好きいわゆる小麦粉製品が大好きな方の方がグルテンフリーに抵抗を感じる方が多くいらっしゃいます。何故、小麦製品が好きな人に多く起きるでしょうか、それはグルテンやカゼインにはモルヒネ似たアミノ酸配列をしていて中毒性があるからなのです。単純に美味しくて病みつきになるという事ではなく薬物のような依存性が起きているのです。
グルテンフリー – 島根県立大学 出雲キャンパス
小麦製品を習慣的に食べると、太りやすくなり小麦製品をもっと食べたくなるということです。
グルテンフリーの食生活の重要性
小麦アレルギー以外の人が完全にグルテンフリーの食生活をする必要はないです。
ですが、グルテンを抜いた方が体の調子がいいのであればグルテンを避けた方がいいでしょう。
小麦粉を含まないパスタの代替品

パスタの中にも小麦を使わないものがいくつか販売されています。
ゼンブヌードルは黄えんどう豆100%でできたパスタです。
豆から出来たパスタ麺は、タンパク質が豊富で糖質が低く、腸内環境を悪くしがちなグルテンも含まれていません。
普通のパスタと同じように調理できるし簡単です。
ゼンブヌードルはタンパク質量は13g〜17.3gぐらい摂れて、糖質は37.6g〜42.5gほどなので、普通のパスタよりもおすすめです。

ゼンブヌードルは筋トレにもダイエットにも向いています。
食べた翌日は体感でお通じがよかったです。
内容量 | 320g |
原材料 | 黄えんどう豆粉(アメリカ製造) |
栄養成分表示 | 1食(80g)あたり |
カロリー | 260kcal |
たんぱく質 | 13.0〜17.3g |
脂質 | 0.9〜2.5g |
炭水化物 | 49.3〜54.8g(糖質37.6〜42.5g・食物繊維9.8〜14.2g) |
食塩相当量 | 0〜0.05g |
製造所 | (株)フコックス(埼玉) |

うどんやパンにも注意が必要?
うどんやパンにもグルテンが含まれているので、毎日食べているとアレルギー反応を起こす可能性があります。
重度の小麦アレルギーでない限り、ときどきうどんやパンを食べるのは問題ないです。
医師に相談すべきサイン
小麦製品を食べたらアレルギー反応が出る可能性があることは覚えておきましょう。
小麦アレルギーの疑いがあって病院に相談したいでしょうけど、医師に相談して小麦アレルギーについて詳細に調べようと思っても非常に時間がかかります。
小麦製品を食べるのを止めるのが一番いい改善方法です。
外食時の注意点
外食をするとセットでパスタがついている場合があります。
グルテン過敏症を改善中ならパスタは要らないと店員さんに伝えましょう。
まとめ
小麦アレルギーと診断されていなくても、小麦製品、つまりグルテンを過剰に日常的に摂り続ければ、腸内環境が荒れて体にかゆみや蕁麻疹が出るケースがあります。
痒みを抑える薬を塗ったり薬で治すよりも、小麦製品を食べるのを一旦やめてみましょう。
グルテン不耐症は体質なので、小麦製品の食べ過ぎに気をつけた食生活を行えば、ときどき食べる分には問題ありません。