忌野清志郎が歌う「デイドリームビリーバー」をセブンイレブンが使い続ける理由|セブンイレブンの歌・テーマ曲
セブンイレブンはなぜ「デイ・ドリーム・ビリーバー」をずっと使ってるの?
こんな質問をいただきました。
いい質問だ!
早速まとめて紹介しますね。
「デイドリームビリーバー」をセブンイレブンが使い続ける理由
原曲の”Daydream Believer”はアイドルグループ・モンキーズが1967年にリリース
モンキーズの日本語カバーとして覆面グループ・タイマーズが1989年にリリース
- エースコック「スーパーカップ」CF曲(1989年)
- サントリー「サントリーモルツ」CF曲(2006年)
- セブンイレブン CF曲(2011年 – )
- 時代の流行に左右されない曲であることと共に多くのお客様からの評価が高いこと
- また、社内での評価が高い事
確かに時代の流行に左右されない不動の名曲ですね。
テレビでこの曲が流れてくるとフッと目を向けてしまいます。
(ぼくは高校生時代から忌野清志郎の大ファンで、この曲も当時ライブで聴くことができました!)
セブンイレブン社内で評価が高いというのもうれしいですね。
セブンイレブンがこの曲を使い続ける理由がよくわかりますね。
忌野清志郎(タイマーズ)が「デイ・ドリームビーリバー」に込めた想い
「徹子の部屋」2008年7月8日放送に忌野清志郎がゲスト出演した際に、清志郎の生い立ちについて語られた。
清志郎の父が亡くなった時(1988年)に、遺品の中から本当の母親の存在を知ったそうです。
清志郎の実母(冨貴子さん)は清志郎が3歳の頃に他界。
育ての母は実母の姉だった。
実母の初めの夫は戦死しており、清志郎の父親とは2度目の結婚。
実母の写真は若い頃の笑った清志郎にそっくりであった。
戦死した夫の写真や手紙を丁寧に集めたアルバムが残されており「今日も祈りてそっとほほ笑む」などの詩が添えられており、清志郎とのDNAの強い絆を感じさせる。
実母の存在を知った清志郎は、さらに反戦反核の想いを強く持った。
セブンイレブンの歌 歌詞 デイ・ドリーム・ビリーバー
もう彼女はどこにもいない 朝早く目覚ましが鳴っても
一聴すると去ってしまった恋人を歌った歌詞のように思えるが・・・
ああ今は彼女 写真の中で優しい目で僕に微笑む
ずっと夢を見て 幸せだったな
僕はデイ・ドリーム・ビリーバー そんで彼女はクイーン
実母の存在を知ったのが1988年、この曲がリリースされたのは1989年。
清志郎実母のエピソードを知ると、まぎれもなく実際には会うことのなかった母を想って歌われていることがわかる。
実母の存在を知って悲しむのではなく、「知らずに育ってよかったのかもな」という清志郎の優しい心に触れることができる。
実母が残した詩をさりげなく引用しているところも深みがありますね。
デイ・ドリーム・ビリーバーをもう一度聴いてみてください。
また違った想いが溢れるでしょう。