涅槃像はなぜ寝ているのか?
仏様が寝ていることに疑問を持つ人が多いようです。
これは仏教を勉強していれば簡単なことです。
ワットポーの涅槃蔵は世界でも最も有名な涅槃蔵のひとつです。
実際に行ってきたので、それもあわせて紹介します。
ワットポーの涅槃像に会いに二度目のバンコク旅行 [Wat Pho]
二度目のバンコク旅行でまたワット・ポーに行って来ました。
ここは今後もバンコクに来たら必ず行くと思います。理由はいくつかりますが、やはり美しい巨大涅槃像を観るためです。心を洗いにいく感じです。
タイに行ったら「ワット・ポー(WAT PHO)」に行きたかったので、観光一番に行けてよかったです!
マッサージも受けてきました。
行き方や見所などをまとめした。
ワット・ポー(WAT PHO)について
アユタヤ王朝末期のプラペートラチャ王時代(1688~1703年)に建立されたといわれる、バンコク最古の寺院。その後、バンコク王朝のラーマ3世(1824~1851年)が17年をかけて長さ46メートルの涅槃像を祀る本堂とその回廊、礼拝堂、71もの仏塔を建立させた。
ワット・ポー | 【公式】タイ国政府観光庁
巨大な寝仏のある寺として有名なワット・ポー。
長さ46m、高さ15mの金色の仏像はすべての教えを説き終えて入滅せんとする姿なのだそうです。
「あとは死ぬだけやねん」と言われているようでなぜか幸せな気持ちになります。
日本の仏教伝来が紀元後500年頃なので、タイの仏教信仰は比較的近年ということですね。
国民の95%が仏教徒といわれています。
そのためか街の人はやさしく親近感がありました。
仏教徒に限らず、様々な国の人が観光に来ていました。
個人的にタイの仏教についてもう少し深く勉強してみたいところです。(タイの仏教 – Wikipedia)
マッサージの総本山としても知られ、敷地内に2つのマッサージ場がありフットマッサージが30分280バーツ(約840円)でした。
日本では足裏マッサージは30分3000円はしますから是非受けておきたいところです。
ワット・ポーの入場料金と時間
- 入場料 100バーツ(約340円)2018年7月現在
- 毎日 AM8:00〜18:00まで
- 寝仏のお堂 AM8:30〜16:00まで
ワットポーの入場料をここで支払います。
100バーツの入場料にはミネラルウォーターが付いています。ちょっと嬉しいです。
この向こうに巨大涅槃像が納められています。
涅槃像が納められているお堂に入るときは土足禁止、着帽禁止・露出の高い服装禁止
それ以外は帽子をかぶっていてもOKです。
ここが涅槃像のお堂の入り口です。
涅槃像はなぜ寝てるのか? Reclining Buddha
お釈迦様が寝ているっていうのが面白いですね。
涅槃とは、一切の煩悩から解脱した状態で、あとは死ぬだけ。
もしくはすでに入滅した状態のことを言う。
サンスクリット語でnirvāṇa(ニルヴァーナ)という。
目を閉じている姿なら入滅後、つまり完全に仏になった状態。
目が開いている状態なら入滅前と言われています。
亡くなる最後の最後まで教えを説いた姿だと言われています。
涅槃像のことを英語で「Reclining Buddha」と言います。
(参照:涅槃 – Wikipedia )
何か漫画のようなお顔です(笑)ユニークですね。
中央付近から涅槃像の全体を観ることができます。
パノラマ写真に挑戦していました!
凄いことになっています(笑)
涅槃像の真ん中に膝をついて参拝できるところがあります。
じっくり参拝したい人はここで足を止めましょう。
涅槃像の足の裏は立派な装飾がされています。
ワット・ポーの涅槃像の大きさ
- 長さ46m
- 高さ15m
足の裏の扁平足にも仏教的な意味があり、超人であることを示す32の身体的特徴のひとつだそうです。
足裏の装飾もじっくり観る価値があります。多くの人が足を止めて観ています。
壁や天井にも美麗な絵が描かれています。
徳を積むコイン入れ
涅槃仏の裏側通路に108の鉢が置かれており、そこにコインを一つずつ入れていきます。
コインをもらうのに20バーツ必要です。
ひとつづつ数えていくと、煩悩の数と同じ108ありました。無心でコインを入れていくと、なぜか気持ちがスッキリしました。
涅槃像の枕
涅槃像の枕もみどころです。
涅槃仏の頭をよく観ると頭の髪の毛のひとつひとつが仏塔の形のようになっています。
黄金のアレ・・・別のものにも見えなくもないですが。
涅槃仏のお堂の前のギャラリーの横にも参拝できるところがあります。
仏像に金箔を貼って線香をあげて蓮花をお供えします。
次はワットポーでマッサージ体験!