タイのアユタヤ遺跡で一番大きな涅槃仏ワット・ロカヤスタの行き方
アユタヤには涅槃像がいくつかあります。こんなやつですね。

涅槃とは「一切の煩悩から解脱した状態で、あとは死ぬだけ。もしくはすでに入滅した状態のこと」を言う。
サンスクリット語でnirvāṇa(ニルヴァーナ)と言う。おお、ニルヴァーナ!
目を閉じている姿なら入滅後、つまり完全に仏になった状態。
目が開いている状態なら入滅前と言われています。
(参照:涅槃 – Wikipedia )
この記事では2箇所の涅槃像と、その周囲の見所を紹介します。
アユタヤで一番大きな涅槃仏を観に行こう!!

まずはアユタヤ市街で腹ごしらえ。
美味しそうな食堂があったので、食堂の前に自転車を置いて店内に。

暇な時間帯なのでワンオペで営業してました。

ぱっと見、チキンが食べれる!!と思ったのですが、これ、全部ポークでした。ポーク専門店(笑)
カオマンガイが食べたかったので残念。


ライスには甘辛いソースがかかっています。味はまぁまぁでした(笑)
腹ごしらえが済んだら巨大な涅槃像を目指して自転車を走らせます!
ワット・ロカヤスタ(ワット・ローカヤスターラーム)遺跡(Wat Lokayasutharam)

写真はワット・ロカヤスタの北の方
観光できている地元の学生がいっぱいて楽しそうでした!
その辺りから南の方に行くとアユタヤで一番大きい涅槃像にたどり着きます。


唐突に出現する巨大涅槃像出現!!
日本人観光客も多かったです。

全長は37メートル 高さは8メートル
(参照:ワット・ローカヤスターラーム – Wikipedia)

横から全体を入れてみました。

パノラマ写真

涅槃像を見学していたらタイ人女性が金箔をくれました。
これ、仏像に貼るんですよね。
貼った部分が良くなるとか。
チップを払おうとすると「お金はいただきません」ということでした。ボランティアなんだなぁ・・・徳を積んでるわけか、と思っていたのですが・・・
涅槃像の前に小さな金お仏像があるのでそこに貼ります。
仏像に金箔を貼っていると別の女性が近づいてきました。
小さか仏像やガネーシャのミニチュアを持ってきてその意味を説明してきました。
それをセットで買わないか?って行ってきました。
押し売りだったわけですね・・・
「I already know this meaning」(もう意味を知ってるよ)
って言って丁重にお断りしました。
これから行く人も気をつけましょう。

さらに南の方に行くと屋台がありました。

自転車を止めてぐるっと一回りしました。

イミテーションの大砲
ワット・タミガラート – Wat Thummikarat

アユタヤの北のほう、ワット・タミガラート ここにも金の涅槃像があります。

ここにも水の女神 プラ・メートラニーがありました。

ひょうきんなおサルのオブジェも(笑)
これは最近設置されたものでしょうけど、寺院は昔の人にとっては遊園地みたいな楽しさがあったんでしょうね。

大きな仏頭と石像がありました。結構な迫力なのでここも観ておきたいポイントです。

さて、ここのお寺の中に入りましょう。
ちょっと観光客が少ない所なので、ひっそりとしている分独特の不気味さがありました。

入ると涅槃像の足元でした。頭の方に行きます。
こんにちはー!

ほっ!!!
ちょっと漫画っぽいタレ目のお顔でほっこりしました。
ありがたく拝ませていただきました。
アユタヤの西エリアの観光を終えたら、今度は南東の方へ行きました。
ワット・スワンダララーム – Wat Suwandarum



立派なご神木がありました。
お寺の中に入るとちょうど読経中でした。
読経中にこれるとはラッキーでした!
いい雰囲気の中、しばらくゆっくり座ってその雰囲気と一体化していました。
お寺の高いところには天界が描かれておりとても幻想的でした。
お寺自体は小さいですが、できれば足を運びたいところです。

お寺の中が撮影禁止だったので、看板の写真を。

ローカル感もあってよかったです!
そのほかにも細かな遺跡は見ました。道中のついでに観れたらというところばかりなので今回割愛します。
後で気がついたけどエレファントキャンプを見逃してしまいました!次回行くことがあればリベンジしたいと思います。

ホステルに帰ってきたらすっかり観光焼けしてました!!
曇りだったのでこれぐらいで済みました。
でも心地よい疲労感がありました。
Changをグビッと飲んでちょっとおつまみを食べてしばしベッドで横になって休みました。
やっぱり2泊してゆっくり観光する予定にしてよかったです。
これでも観たいところは全部回れていないし、ゆっくり見ることができないのもせっかくきた甲斐がないですからね。
ワットヤイチャイモンコン – Wat Yai Chai Mongkhol
アユタヤ観光2日目。
まずはワットパナチューン(Wat Phanan Choeng)に行って、次はワットヤイチャイモンコン(Wat Yai Chai Mongkhon)へ。
ワットヤイチャイモンコン – Wat Yai Chai Mongkhol 行き方

ワットパナチューンから来た道を引き返します。

ワットヤイチャイモンコンの前に美味しそうな食堂を発見!!

朝からジュースとコーヒーを飲んだだけだったので、ここでお昼を食べることにしました。
食レポは後回しにします。
まずは中をご紹介します!

ここで入場料を支払います。
料金は20バーツ。

中国風ドラムの前でポーズを取る女性、楽しそうでした。

ここがメインの本堂です。

トイレがありますが有料です。
確か5バーツ、有料なだけあって清潔です。

ここからメインの仏塔・チェディ(Chedi)に行けます。


メインの仏塔は両脇に石仏があり、かなりの迫力です。

写真では伝わりづらいかもしれませんが、かなり急な階段です。

仏塔の最頂部までなんと72メートルあるらしいです!!
観光客が入れる中腹あたりでもかなりの高さですね。
そこを登って行きます。

振り向くとちょっと足がすくみます・・・

登り切りました!!(怖い・・・)

塀があるから平気ですけど・・

仏塔の周りをぐるりと

アユタヤ ワット・ヤイチャイモンコンの仏塔で運試し?!
ワット・ヤイチャイモンコンはビルマとの戦いの勝利の記念に建てられたそうです。
1592年に19代ナレスアン王が象にまたがり一騎打ちでビルマ王子を敗り、ビルマ軍との戦いに勝利した記念の塔
ですからここで運試しに成功するとよいことがあるのだとか?!
もちろんやってみました!
階段を登りきたった中央に井戸のようなものがあります。
なんと下まで続いています・・・

落ちないように柵がありますが、下を覗くとかなり怖いです。
この穴の中央に壺のようなものがあり、その真ん中にコインを落とすことが出来れば成功!ラッキー!!
ということらしいです。

私もコインを取り出してやってみました。
井戸の中央部までそっと手を伸ばします。感覚的にめちゃくちゃ怖い。中央あたりで手を離してコインを投下!!
暗い空間の中をまっすぐに落ちていくコイン・・・
中央めがけてまっすぐに落ちて行きました・・・
でも、、惜しくも壺のすぐ外側に逸れてしまいました・・
もう一度チャレンジしましたが、結果は同じでした。
案外難しいんですね!
仏塔を降りて周囲を観光

ここの石仏は破壊されておらず、綺麗な石仏がずらりと並んでしました。


石仏の顔、ひとつひとつ表情が若干違います。

その中でもひときわ優しそうな表情の仏像を発見!!
今回のタイ旅行の中で一番好きな表情の仏像でした。本当に美形です。

そのすぐ横の仏像は、ちょっと愛嬌のある顔立ち。
仏像はひとつひとつ誰かによって造られたものです。
名もなき宗教アーティストたち。
宗教アートを楽しむ時、そんな名もなき製作者たちにいつも想いを馳せます。
それも修業の一環だったんでしょうか。



先ほどは仏塔の上から見下ろしていた白い石仏

漆喰塗りの白い仏像はなかなかほかでは観られないようです。
ひと通り観終わって外に出てみるとかっこいいバスがたくさん並んでいました。


学生たちがたくさん!遠足や校外学習ですね。
日本人が奈良や京都に行くようなものですね。

鳩の群れの中に白い鳩を発見!
あとで気がついたのですが、ワットヤイチャイモンコンには寝仏・涅槃仏があるのですが、すっかり見逃してしまいました・・・
こんなに大きいのにどうやって見逃したんだろう・・・
これはリベンジせねばなりません!!

こんなところにいたのね・・・気がつかなかった。
ワットヤイチャイモンコン前の食堂はめちゃめちゃおすすめ

ここはおいしいだろうな!って直感で!

賑わう店内!
気の利く店員さんが注文を取りに来てくれました。

トムヤムヌードルを注文しました。
タイのカラマンシーはフィリピンのよりも大きいです。

美味しそう!!
いただきまーす!!
辛くてコクのあるトムヤムスープがからんで絶品!!
めちゃくちゃ辛くもないし、腹ペコだったお腹にスルスルと入っていきます。

めちゃくちゃ美味しかったです!

一緒に注文したドリンク、レモネードも観光疲れした身体をリフレッシュしてくれるうまさ!
空腹だったのもありますが、今回の旅で記憶に残る美味しさでした。
宿から近ければ連日食べてたいぐらいでした!!
