3万円以下のSIMフリースマホ!POCO M7 Pro 5Gの魅力とは?

シャオミ POCO M7 Pro 5Gの魅力を徹底解説

Amazonプライムデーのセールで、格安スマホの『Xiaomi POCO M7 Pro 5G 8GB+256GB』を24,980円で購入しました。
3万円以下のSIMフリースマホでメーカー、スペックを比較検討して妥当なところだと思い購入。
見た目も安っぽさを感じさせないクールなデザインです。
以前使っていたスマホは、2019年にHUAWEI P30liteで7年ほど使い続けていました。
流石に容量も充電池もダメになってきて、不具合が起きる寸前な感じになってきたので、スマホの機種変更を検討していました。
シャオミの安価な機種を選びました。
容量はHUAWEIの64GBから、一気に256GBに4倍にアップ!
しかもシャオミは1台で2台目のスマホを仮想で使える『セカンド・スペース』という機能があり、これが意外にも便利です。

旧機種からのデータ移行も簡単にできました。
データ移行する前に、新しいシャオミのスマホは満充電にしておきましょう。
Xiaomi POCO M7 Pro 5Gの基本スペック
POCO M7 Pro 5Gのおすすめポイントは、120Hz AMOLEDディスプレイで滑らかな操作、50MP OISカメラで高画質撮影、5110mAhバッテリー+45W急速充電で長時間使用、HyperOSでカスタマイズ性抜群、IP64防塵防水でアウトドアにも対応!
コスパが高く、ゲームや動画、日常使いに最適です!
ディスプレイ内指紋センサーがあり、ディスプレイに指を当ててロックを解除します。
顔認証機能もあるのですが、当然スマホを見ながら触るだけでロックが解除されてしまいます。
スマホを持ってロック解除したくない場合もあるので、顔認証はオフにして使っています。
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED、120Hzリフレッシュレート、1080×2400ピクセル(FHD+)、最大輝度2100nits、Dolby Vision、HDR10+対応、Corning Gorilla Glass 5 |
プロセッサ | MediaTek Dimensity 7025 Ultra(6nm)、オクタコア(最大2.5GHz)、GPU: IMG BXM-8-256 |
RAM/ストレージ | GB/8GB/12GB RAM(最大24GBまで仮想拡張可能)、128GB/256GB/512GB(UFS 2.2)、microSDカード対応 |
カメラ | リア: 50MP(Sony IMX882、f/1.5、OIS対応)+ 2MP(深度センサー)、4K動画撮影対応 フロント: 20MP(f/2.2、広角、自動0.8xズーム調整) |
バッテリー | 5110mAh、45W急速充電対応、TÜV SÜD長寿命認証(1600サイクル後も80%以上保持) |
OS | Android 14ベース、Xiaomi Hyper OS |
接続性 | 5G、Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.3、NFC、GPS(L1+L5)、デュアルSIM(ハイブリッドスロット) |
その他 | IP64防塵防水、ディスプレイ内指紋センサー、ステレオスピーカー、Dolby Atmos、IRブラスター、TÜV Rheinland低ブルーライト/フリッカーフリー/サーカディアンフレンドリー認証 |
寸法・重量 | 162.4 x 75.7 x 7.99mm、190g |
カラー | Lavender Frost、Lunar Dust、Olive Twilight |

予算3万円以内で、今まで動きや容量に不満が出てきていた問題が、動きも滑らかでクリアになりました!

8GB+256GBモデルのストレージ性能
シャオミのスマホにはセカンドスペースという機能もあるので、ストレージは大容量であるにこしたことはないです。
POCO M7 Pro 5Gの8GB+256GBモデルは、UFS 2.2ストレージを採用しています。
ぶっちゃけ、UFS 2.2はミドルレンジスマホとしては標準的ですが、最新のUFS 3.1や4.0に比べると読み書き速度は控えめ。
実測値では、シーケンシャル読み込みが約500-600MB/s、書き込みが約400-500MB/s程度(環境やテスト条件による)。
アプリの起動やデータ転送は日常使いで十分快適だけど、重いゲームや大容量ファイルの処理ではUFS 3.1搭載機種に比べるとやや遅延を感じる可能性があります。
microSDカードで拡張可能なので、容量不足の心配は少ないですが、SDカードはUFSより速度が遅いので、メディア保存用と考えた方がいい。
総合的に、価格(約16,000円台)に対するストレージ性能はコスパ良好で、ライト~ミドルユーザーなら不満はほぼ出ないレベルです。
ヘビーユーザーや高速性を求めるなら、UFS 3.1以上のモデルを検討してもいいかも。
SIMフリー端末としてのメリット
どのキャリアのSIMでも使える(5GはSA/NSA対応)。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど主要キャリアに対応し、MVNO(格安SIM)も問題なく利用可能。
海外旅行時も現地SIMを挿して即使用できます。
デュアルSIM対応で、SIM1+SIM/microSDのハイブリッドスロットで、2つのSIMを同時に使える。
仕事用とプライベート用を分けたり、海外で現地SIM+国内SIMの併用が可能。
グローバル利用では、5Gバンドが幅広くサポートされており(n1/n3/n5/n8/n28など)、海外での5G/4G接続も安定。NFCやGPS(L1+L5)も搭載で、電子決済やナビも便利。
デザインとディスプレイ
有機ELディスプレイの特長
黒が完全に消灯する(ピクセル単位で発光制御)ため、コントラスト比が非常に高く、深みのある黒と鮮やかな色彩を実現。
DCI-P3色域対応で、映画やゲームの視覚体験が向上。
HDR10+とDolby Vision対応で、対応コンテンツはよりダイナミックな色表現。
画質と画面サイズのバランス
- 解像度:1080×2400(FHD+)、395ppi。ミドルレンジとしては十分なシャープさで、文字や画像はくっきり。4Kディスプレイ(例: プレミアムモデル)に比べると精細さは劣るが、日常使いや動画視聴で粗さを感じることはほぼない。
- 色再現:DCI-P3色域、HDR10+、Dolby Vision対応で、鮮やかかつ自然な発色。NetflixやYouTubeのHDRコンテンツで高画質体験が可能。
- 輝度:最大2100ニトで屋外視認性が高く、明るい環境でも色褪せない。
- リフレッシュレート:120Hzで滑らかな動き。ゲームやスクロール時の快適さが際立つ。
- 6.67インチ:ミドルレンジスマホとしては標準~やや大きめ。片手操作は親指の届く範囲に限界があるが、動画やゲームに没入感を提供。
- 重量と厚さ:190g、7.99mmで、サイズの割に軽量かつスリム。
ディスプレイは見やすいけど、やや大きめのサイズなので、長時間手に持っていると手が痛いです。
カメラ性能と撮影機能
気になるカメラの性能ですが、実際に撮影してみると色鮮やかで気持ちのいい写真が撮れました。


広角モードがないのが残念ですが、普通に写真を撮影するだけなら十分な機能です。
カメラにこだわるなら上位機種の選択がおすすめです。

メインカメラの解像度と画質
- メインカメラ:50MP(Sony IMX882、1/1.95インチ、f/1.5、OIS+EIS)。大型絞りで光量を29.8%増加(前モデル比)。
- 深度センサー:2MP(f/2.4)、ポートレート撮影のボケ効果を補助。
- フロントカメラ:20MP(OmniVision、f/2.2、広角、AI自動ズーム0.8x)。
- 欠点:超広角やマクロレンズなし。デジタルズームは最大20xだが、高倍率では画質低下が顕著。
カメラの設定から、ミラーフロントカメラをオフにすれば、セルフィ写真撮影で写真の反転を防ぐことができます。
撮影モードとAIの活用
- 写真モード設定:自動HDRやAIシーン認識がデフォルトで動作し、明るさや色を最適化。
- ポートレートモード:2MP深度センサー(f/2.4)で背景ボケを生成。AIで被写体を正確に切り出し、自然なボケ効果。焦点距離26mm相当で、顔やオブジェクトに最適。
- プロモード:ホワイトバランス、ISO、シャッタースピード、フォーカスを手動調整可能。RAW撮影は非対応(プロ向け機能は限定的)。
POCO M7 Pro 5Gのセカンドスペースについて
セカンドスペースは、POCO M7 Pro 5Gに搭載されているXiaomi HyperOSの機能の一つで、デバイス内に独立した仮想環境を作成するものです。
これにより、1台のスマートフォンで2つの異なるユーザー環境を管理できます。

セカンドスペースの機能を使えば、例えば仕事とプライベートを分けてスマホを利用することができます。
私は仕事でスマホをよく使うので、この機能は重宝しています。
以下に、セカンドスペースの特徴、使い方、利便性を簡潔に解説します。
セカンドスペースの特徴
セカンドスペースは、プライマリスペース(メインの環境)とは完全に分離された別のユーザー環境を提供。
アプリ、データ、設定、通知が独立し、プライバシーを保護。
例えば、メインスペースで仕事や日常に使うアプリ(メール、 LINE、Googleワークスペース)、セカンドスペースでプライベート用アプリ(SNS、ゲーム)を分けて管理しています。
こうすることで、プライベートな写真を間違って仕事用のラインに送ってしまうっていうようなうっかりミスをなくすことができます。
- セカンドスペースでは、壁紙、アプリ、設定をメインスペースとは別にカスタマイズ可能。
- 異なるGoogleアカウントやSNSアカウントをログイン可能(例: 仕事用Gmailと個人用Gmail)。
- セカンドスペースはパスワード、ピン、指紋認証で保護可能。メインスペースとは異なる認証設定を適用でき、第三者によるアクセスを防止。
- インスクリーンフィンガープリントセンサー(POCO M7 Pro 5G搭載)でスムーズに切り替え。
- データ分離:写真、ファイル、連絡先、アプリデータはスペース間で共有されない(手動共有は可能)。ストレージは共有のため、8GB+256GBモデルでは両スペースで容量を共有。
スペースを切り替える時に、システムの再構築がもっさりした感じがしますが、機能的な負担を考えると、処理は早いのかなと思います。
セカンドスペースで撮影したりスクショしたりした画像データは、ファーストスペースには表示されません。
スマホの中身を見られたくないようなデータを使うのに便利です。
セカンドスペースの設定方法
- 有効化の設定 → 特別な機能 → セカンドスペースに進む。
- 「セカンドスペースを作成」をタップし、指示に従ってパスワードや指紋を設定。
- 初回セットアップ時に、アプリやデータをインポートするか選択可能。
- 切り替え方法は、ホーム画面の「セカンドスペース」アイコン、または設定メニューからスペースを切り替え。
- ロック画面で異なる指紋(例: 親指でメイン、人差し指でセカンド)を登録すると、瞬時に切り替え可能。
- セカンドスペースに必要なアプリをGoogle Playストアからインストール。
- データの移動は、設定から写真やファイルをスペース間で移動可能。ただし、アプリデータは移動不可(再インストールが必要)。
- セカンドスペースを削除すると、その中のデータはすべて消去。メインスペースには影響なし。
セカンドスペースの注意点は、1台の端末の容量を使うため、あまり多くのアプリを両方で使うと、容量を圧迫してしまいます。
セカンド・スペースでは、アプリを限定的に厳選して使いましょう。
バッテリー性能と充電速度
mAh容量の実力や充電時間をみていきましょう。
- 容量:5110mAh(標準値)。ミドルレンジスマホとしては大容量で、日常的な使用で長持ち。
- 持続時間:レビューによると、通常使用(SNS、動画視聴、軽いゲーム)で約17時間46分の連続使用が可能。
- 耐久性:TÜV SÜD長寿命認証取得。1600回の充電サイクル後も80%以上の容量を保持し、約4~5年使用可能
- スマート電源管理:HyperOSのAI最適化により、バックグラウンドアプリの管理や消費電力の調整が効率的。超省電力モード(画面輝度低下、位置情報オフなど)で、さらにバッテリーを延長可能
- 充電規格:45W急速充電対応(付属の45W USB-C充電器使用)
- 無線充電は非対応
Xiaomi POCO M7 Pro 5Gが選ばれる理由

価格と性能のバランス(約2~3万円)で、6.67インチAMOLED(120Hz、2100ニト、HDR10+、Dolby Vision)、5110mAhバッテリー(45W急速充電)、50MPカメラ(Sony IMX882、OIS)、MediaTek Dimensity 7025 Ultra(AnTuTu約47万~50万)を提供。
競合(Moto G85、Redmi Note 13 Pro)に比べ、価格が安く総合性能が高い。
予算を抑えつつ、動画視聴、ゲーム、SNSを快適に楽しみたいユーザーに最適。
ミドルレンジでこのクラスのディスプレイは稀。屋外視認性や滑らかな120Hzが評価され、エンタメ重視のユーザーに支持される。
日本のおサイフケータイ(Suica、iD)が使えず、NFCは海外決済やタグ読み書きに限定。国内キャッシュレス重視のユーザーには不向き。
超広角レンズなしなので、広い風景やグループ撮影でデジタルズームに頼るため、カメラの汎用性がやや劣る。
総合的に、POCO M7 Pro 5GはSIMフリーとしてコスパが高く、柔軟なキャリア選択や海外利用、複数SIMの活用を求めるユーザーに最適です。

