カロリーメイトが健康に悪い理由とは?
カロリーメイトは食事の補助として食べるものです。
カロリーメイトを食事がわりに主食にしたり食べすぎると肥満の原因となります。
カロリーメイトは『栄養調整食品』となっており、11種類のビタミンや5種類のミネラルを摂ることができ、体に必要なたんぱく質、脂質、糖質を手軽にバランスよく摂ることができる食品です。
カロリーメイトはプロテインバーよりも体にいい印象ですが・・・
カロリーメイトが体に悪いと言われている理由は、原材料に小麦粉やマーガリン、砂糖が使われているからでしょう。
しかしこれらのことを考えても、栄養調整食品のカロリーメイトはお菓子分類のプロテインバーより体に悪いとは言えないですね。
そもそもカロリーメイトとは?
カロリーメイトが発売されたのが1983年だそうです。
点滴を受けなければ栄養を取ることができない病人を見た大塚製薬の研究員が、手軽に栄養バランスがよいものが食べれるように開発をスタート。
日本ではじめて保健所から『栄養調整食品』と表示することが認められました。
カロリーメイトの栄養バランス
カロリーメイトは、たんぱく質・糖質・ビタミン・ミネラルがバランスよく入っています。
カロリーメイト・ブロック1箱で1日に必要なビタミンの必要量の約半分が含まれています。
私はカロリーメイトは小腹が空いた時や忙しくて食事をする時間がない時などに間食としてよく食べています。
内容量 | 4本(80g) |
原材料 | 小麦粉(国内製造)、マーガリン(乳成分を含む)、砂糖、ナチュラルチーズ、卵、 アーモンドパウダー、でん粉、脱脂粉乳、大豆タンパク、小麦タンパク、食塩 / カゼインナトリウム、加工でん粉、香料、カロチノイド色素 |
栄養成分表示 | 4本(80g)当たり |
プロテインバーだと1本200kcalぐらいあるけどカロリーメイトだと100kcalです。
トレーニング前後の糖質補給にもいいですね。
11種類のビタミンと5種類のミネラルの含有量
カロリーメイトは、タンパク質:1、脂質:2、炭水化物:4という割合です。
これは
カロリー | 400kcal | ビタミンB1 | 0.6mg |
---|---|---|---|
タンパク質 | 8.4g | ビタミンB2 | 0.7mg |
脂質 | 22.2g | ビタミンB6 | 0.65mg |
炭水化物 | 42.7g | ビタミンB12 | 1.2μg |
– 糖質 | 40.7g | ナイアシン | 6.5mg |
– 食物繊維 | 2g | パントテン酸 | 2.4mg |
食塩相当量 | 0.94g | 葉酸 | 120μg |
カルシウム | 200mg | ビタミンC | 50mg |
鉄 | 2mg | ビタミンD | 2.8μg |
マグネシウム | 50mg | ビタミンE | 3.2mg |
リン | 100mg | (備考)カリウム | 100mg(分析値) |
ビタミンA | 385μg |
食事代わりとしてのリスク
カロリーメイト1本のカロリーは100kcalで20g、わかりやすいカロリー設計です。
2本食べるとおよそご飯1杯弱のカロリーです。
1箱4本食べてしまうと400kcalとなり、軽食ぐらいのカロリーになります。
カロリーメイトを食事がわりにしてしまうと満腹感はあまりないのにカロリーを摂りすぎてしまい太る原因になります。
カロリーメイトリキッドのカロリーと栄養成分
カロリーメイトリキッドは1缶200kcalの中にタンパク質10gとエネルギー源となる炭水化物と体の調子を整えるビタミンやミネラルがバランスよく含まれた優れもののドリンクです。
市販のプロテインドリンクを飲むより、カロリーメイトリキッドを飲むようにしています。
原材料のシンプルさと甘味料が使われていない点。
味の良さや栄養バランスが気に入っています。
カロリーメイトリキッドは食欲のない時や、病気の時のカロリー補給としても優れています。
内容量 | 1缶(200ml) |
原材料 | デキストリン(国内製造)、乳タンパク、食用植物油脂、ゼラチン、砂糖、 難消化性デキストリン、コーヒー、食塩、昆布エキス / クエン酸Na、香料、乳化剤(大豆を含む)、リン酸K |
栄養成分表示 | 1缶200ml当たり |
カロリー | 200kcal |
カロリーと栄養バランスでいうと、200kcalで10gのタンパク質が摂れる点では、カロリーメイトリキッドの方が優秀ですね
カロリーメイトリキッドは食欲がない時や病気の時とかに最適です。
缶コーヒー飲むんだったら、タンパク質も摂れるカロリーメイトリキッドのカフェオレを飲むのがいいです。
フルーツミックスはフルーツジュースのような味でした。
個人的には少し微妙な味・・・
カフェオレ味が案外美味しい!
カロリーメイトゼリーのカロリーと栄養成分
内容量 | 1袋(215g) |
原材料 | 砂糖(国内製造)、グレープフルーツ果汁、ホエイタンパク(乳成分を含む)、食用植物油脂、 デキストリン、ゼラチン、難消化性デキストリン、寒天 / 酸味料、調味料(アミノ酸)、増粘多糖類、香料、乳化剤 |
栄養成分表示 | 1袋(215g)l当たり |
カロリー | 200kcal |
ゼリータイプのものは砂糖が多めに使われていそうな点が気になります。
ホエイプロテインが入っている点は評価できます。
甘味料を使っていない点はいいですね。
カロリー | 200kcal | ビタミンB1 | 0.6mg |
---|---|---|---|
タンパク質 | 8.2g | ビタミンB2 | 0.7mg |
脂質 | 4.4g | ビタミンB6 | 0.7mg |
炭水化物 | 33.2g | ビタミンB12 | 1.2μg |
– 糖質 | 31.2g | ナイアシン | 6.5mg |
– 食物繊維 | 2g | パントテン酸 | 2.4mg |
食塩相当量 | 0.12g | 葉酸 | 120μg |
カルシウム | 200mg | ビタミンD | 2.8μg |
マグネシウム | 50mg | ビタミンE | 3.2mg |
リン | 165mg | (備考)カリウム | 18mg(分析値) |
ビタミンA | 385μg |
カロリーメイトのメリット こんな人におすすめ!
- 普段の食生活で量を食べない人
- 1日の摂取カロリーが低く痩せやすい人
- エネルギー不足が気になる人
- カロリー、タンパク質、ビタミン、ミネラルを適度に摂りたい人
- 食欲が落ちている人
- 病気などで食事が困難な人
カロリーメイトは、名前の通りカロリーを摂ることも目的です。
コンパクトなのにカロリーは結構摂れるので、ハードなスポーツをする人にもおすすめです。
カロリーメイトのデメリットは?
カロリーメイトのデメリットはカロリーが高い点です。
1箱4本食べると400kcalにもなりますから、美味しいからと言って食べ過ぎると太る原因になります。
例えば、朝食を取る時間がない人が、毎朝カロリーメイトを1箱食べるのはありでしょう。
何も食べないよりもカロリーメイトを食べておいた方が、痩せ細ってガリガリにならずに体重を維持できます。
カロリーメイトはそもそも食事ができない人向けに開発されたものなので、少ない量でカロリーをたくさん摂ることができる食品です。
食べる頻度には気をつけましょう。
カロリーメイトの種類
- ブロックタイプ
- ゼリータイプ
- リキッドタイプ
カロリーメイトは現在、ブロックタイプ、ゼリータイプ、リキッドタイプの製品が販売されています。
カロリーメイトの値段はどこが安い?
- ブロックタイプ 149円〜220円
- ゼリータイプ 200円〜
- リキッドタイプ 191円〜213円
私がカロリーメイトを探した限り、コンビニなどは定価販売で高いですが、一部のドラッグストアでは値段は安く販売されています。
カロリーメイトブロックはスーパーでは、179円で買えました。
ドラッグストアでは149円で買えるところもありました。
ネットの通販はバカ高いセット売りもあるので注意が必要です。
大塚製薬のネットストアが安心して購入できるでしょう。
まとめ
カロリーメイトはカロリーが高いので、ダイエット中の人にはおすすめしません。
カロリーメイトは食べ過ぎなければ体に悪いということはありません。
食欲がない時や忙しくて食事をする時間がない人やハードなスポーツをする人にはおすすめです。
賞味期限も長いので保存食として常備しておいてもいいですね。
カロリーメイトリキッドは一缶あたりのタンパク質量は10gあるので、プロテインドリンクを飲みたくない時はカロリーメイトリキッドを飲むのもありです。