PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは?
PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)は、死の危険に直面した後、その体験の記憶が自分の意志とは関係なくフラッシュバックのように思い出されたり、悪夢に見たりすることが続き、不安や緊張が高まったり、辛さのあまり現実感がなくなったりする状態です。
PTSD – こころの情報サイト
PTSDとは、不安症の一種で非常にショッキングな体験から心に傷を負い極度のストレスを感じてしまうことです。
トラウマがよみがえりフラッシュバックを起こすのがよくある例です。
私の場合、場所がトラウマとなりました。
その場所が近づくにつれ身体が重くなり冷や汗が出て手が冷たくなり全身の体温が低くなっていく気がしました。
そして震えが止まらなくなり極度の不安に陥りました。
「これがPTSDか」と実感した瞬間でした。
それでも用事があるとその方面には行かねばならず、また広範囲だったので非常に苦労しました。
しかし、1年ぐらいで極度の不安は感じなくなりましたが、今もすすんでその場所に行こうとは思いません。
私がPTSDになりやすい人とは?
- 虐待や暴力などを繰り返し受けた経験がある人
- ひどい自然災害を受けた人
- 交通事故にあった人
PTSDになりやすい人は、恐怖を感じた些細な出来事でもなる可能性はあります。
強いショックを受けた場合は比較的原因が特定しやすいですが、些細なことが重なった場合は本人にも気がつかない場合があります。
私が行ったPTSDの対処方法
ネガティブな暗示を解く逆自己暗示
強いトラウマとなってしまった場合、必要以上に不安になります。
また同じことが起こるんではないかという一種の自己暗示にかかっている状態です。
そこで自分自身にこう言い聞かせます。
「大丈夫。心配ない。何も起こらないよ」
こうしてポジティブな自己暗示をかけます。
そしてトラウマになった出来事がない状況を強くイメージしました。あとは時間が解決してくれました。
ポジティブな自己暗示はいろんなストレスに有効な対処法だと思います。
このイヤなことが興味の対象であった場合、忘れることはなかなかできませんが、次の方法で比較的簡単に手放すことができます。
PTSDかも?って思った場合は信頼できる人に話してみましょう。
自分の気持ちを打ち明けて理解してもらえるだけでも、心の傷か軽くなることがあります。
そういった相談を受けることがあった場合は、否定せずにまずは受け止めてあげましょう。
イヤな出来事の忘れ方
イヤなことを反芻すればするほど忘れることができなくなります。
何年も前の出来事なのに、イヤな経験を思い出すだけで感情が昂ったり乱れてしまう人は注意しましょう。
イヤな出来事を忘れるコツのようなものを紹介します。
イヤな出来事を受け入れる
イヤな出来事を拒絶すると無意識下に眠ってしまい、結局は貯めることになってしまいます。
しまい込んだりせず、受け入れましょう。
諦めるという言葉には明らかにするという意味もあります。
まずはあきらかにしてから諦めましょう。
イヤなことを手放す、解放する
『過去は生ゴミ』という例えもあります。
ずっと置いてても腐ります。
腐れば処理が大変です。
イヤな出来事なら早めに手放しましょう。
忘れましょう。
「なんかイヤなことがあった気がするんだけどなんだったけ?」「まぁいいか」ってことがよくあります。
どうでもよくなると興味がなくなるので、すっかり忘れることができたりします。
イヤなことはキャッチ&リリースで早めに忘れる。
是非取り入れてみてください。