人はとっさに嘘をつくこともありますし、人を騙そうとしてあらかじめ色々な嘘を仕込んでおく人もいます。
多少の嘘は誰にでもあると思いますが病的に嘘をつく人もいます。
人はなぜ嘘をつくのか、その理由や原因をみていきましょう。
ためらいなく嘘をつくサイコパスの脳
「ためらいなく嘘をつくサイコパスの脳 ―収監中の囚人を対象とした脳機能画像研究で実証―」
少し前に興味深い文献が出ていて目が止まりました。
サイコパスとは反社会性パーソナリティ障害に分類され、感情 ・良心 ・罪悪感の欠如が認められ、冷酷でエゴイズムであるという特徴が示されています。
ただし、中には口が達者で表面的には魅力的なサイコパスもいるとされます。さらに注目すべき特徴として、サイコパスは平然と嘘をつくとされています。 この平然と嘘をつくという行動の背景には、一体どのような脳のメカニズムが介在しているのでしょうか。
ためらいなく嘘をつくサイコパスの脳 ―収監中の囚人を対象とした脳機能画像研究で実証― 概要 「サイコパス」は反社会性パーソナリティ障害として分類されており、良心の呵責や罪悪感(PDF)
文献を読むと、悪気もなく、罪悪感もなくってところが、以前私とトラブルを起こした人と同じです。
嘘をつく判断が早いっていうのも興味深い。
まさにその通りの人でした。
瞬時に嘘をついていくんです。
私はあまり人を疑わないのでそのまま信じるんですが、後になって嘘がわかると本当に残念な気持ちになります。
罪悪感が低い他者への共感性が低いということは、つまり人の気持ちがわからないから、「何か問題あるの?」って感じで嘘をつく。
自己正当論も常でした。
嘘をつき続けると結局辻褄が合わなくなり、嘘がバレてトラブルになります。
人はなぜ嘘をつくのか?4つの理由
人が嘘をつく理由は様々ですが、主に4つの理由があるそうです。
- 【防御の嘘】自分の失敗を誤魔化すため「電車が遅れてた」
- 【背伸びの嘘】自分を大きく見せるための嘘「私も昔はモテたのよ」
- 【欺瞞の嘘】他人を騙して自分が利益を得るための嘘「早く買わないとなくなりますよ」
- 【擁護の嘘】他人をかばってつく嘘「悪いのは私です」
このように、大きく分けると4種類の嘘があるそうです。
人はなぜ嘘をつくのか?
簡単に理解できる本があります。
これを読んでおくだけでも、自分がつい嘘をついてしまった理由は何なのか?
身の回りの人がついた嘘の理由は何なのかを知る手がかりになります。
嘘の心理学
嘘をついたことがない人間などいないと思いますが、程度がひどくなると常に人間関係のトラブルが絶えず、信用を失いますし大切な人も離れてまいます。
手遅れになる前に「嘘の心理学」を理解しておきましょう。
サイコパスの話
サイコパス(反社会性パーソナリティー障害)について詳しくわかりやすく書かれた本です。
困った人がいて人間関係で悩んでいる人も自分自身がサイコパスかも?と思っている人にもぴったりの本です。
少し前にこの本を読み終えていたのですが、サイコパスってやっぱり手強いなと改めて感じたし、サイコパスについてよくわかる内容だった。
サイコパスの特徴がよくわかる映画『エスター』
Amazonカスタマーレビュー600越えの恐ろしいホラー映画「エスター」
この娘。どこかが変だ。
Amazonのカスタマーレビューをチェックしていると、桁違いの感想が付いているホラー映画があった。
それが「エスター」だ。
以前から何となく気にはなっていたのだが、そんなに怖いのなら・・・と敬遠していた映画だった。
観る前に相当ビビってしまっていた。
でもこんな話題作、観ないわけにはいかない。
映画「エスター」あらすじ
この映画はゾンビが出てきたり怪奇現象が起こったりするゴーストものではなく、精神的な恐怖を味わうことができるサイコサスペンス映画。
この脚本を書いた人はサイコパスについてよく勉強していると思った。
途中から典型的なサイコパスだとわかるところがあって、あとのストーリーが読めました。
その他の人格障害についても触れているシーンがあってストーリーをよく練ってる。
前半の夫婦のラブラブぶりは非常に羨ましい。
ここで十分に幸せな家庭を描いておくこと、夫婦仲が非常に良いことをしっかり描いておくことがこの映画のひとつのポイントとなっている。
家にエスターを迎えてから徐々におかしなことが起こり、そのうちに恐怖が加速するところはハラハラして観ていておもしろい。最後まで飽きさせないスピード感がある。
子役はもちろん、出演者が皆、演技力があって見ごたえあり!
サイコパスの特徴
- 外見が魅力的
- 話がうまい
- 一見、人に好印象を与える
- 罪や恥の意識が欠如している
- 息を吐くように嘘をつく
- 嘘がバレても堂々としていて自分を正当化する
- 衝動的でキレやすい
- 人の気持ちがわからず共感性が低い
- 人の同情心につけ込む
- 他者を利己的に利用する
- 攻められると逆ギレし、他者に責任転嫁をする
サイコパスの特徴がそのままエスターの性格となっているのがよくわかる。
エスターの主役の女の子を演じたイザベル・ファーマン
エスターを演じたイザベル・ファーマンは、2009年公開当時12歳だった。2018年現在は21歳。まだまだ非常に若い。
エスターを演じたイザベル・ファーマン自身、非常に魅力的でエキセントリックで美しい。
マラソンやエクササイズを楽しむ非常に健康的な面もある。
エスターを見た後に彼女のインスタをチェックしたので、どの写真を見てもサイコパスっぽさを感じてしまった。
映画の影響力って本当に大きい。
エスターをおもしろいと感じた人は、彼女の演技の虜になるでしょう!
これからも楽しみな女優さんです。
ホラー映画『エスター』(原題:Orphan)の前日譚(ぜんじつたん)が映画化
恐怖映画「エスター」の前日譚の映画化が決定したようです。