超訳 ブッダの言葉 著・小池龍之介
この本や以下の12章で構成されています。どれも日常の悩みに応えてくれるような内容になっています。
- 怒らない
- 比べない
- 求めない
- カルマを変える
- 友を選ぶ
- 幸せを知る
- 自分を知る
- 身体を見つめる
- 自由になる
- 慈悲を習う
- 悟る
- 死と向き合う
1ページ紹介させていただきます。
悪口を言われない人はいない
この世のどんな人でも、必ずどこかで誰かの怒りを買っている。
誰かに悪口を言われるのが当たり前。
昔も今もこの先も、未来永劫、それは当たり前の事実なのだから、悪口なんて涼しく聞き流すのがよい。
悪口を言う人はいると思って過ごす。「あらそう」と聞き流す。
ちなみに韓国語で「알았어=あらぁっそ」というと「わかった」っていう意味です。
おもしろいでしょ。
友人もどき パート1
もう1ページ紹介します。
人間関係、友人関係で悩みがちなことについて書かれているページを紹介します。
君よ、次の4つのポイントが揃っているような「求めてばかり」の友は、実は友ではなく、友人も時だと幻滅しておくこと。
- 君の都合考えずに、「あれをして。これをして」と求めるばかり。
- ちょっぴり助けてくれたり優しくしてくれて、たっぷり見返りを求める。
- 君に嫌われるんじゃないかと恐れるがゆえに、君のために優しく尽くす(そんな人は、安心すると急に態度が悪くなるだろう)。
- 君とつきあううことで、自分にとってどんなメリットがあるのかと、損得計算しかしていない。
これら4つのポイントは揃っているなら、そんな友人もどきからは遠ざかるように。
「こういう人いるー!」って思ったあなた。
もう悩む必要はありません。
私もこれはちょっと意識を変えさせられました。
無理になんとか仲良くしようとしたりするから余計に苦しむ。
ブッダがそんな人は友達じゃないっていってくださってるんだから、これからは遠慮なく距離をおきましょう。
世の中には「私の考えが正しい」と言わんばかりに批評・批判する人がいますが、いろいろ違うのは仕方がないです。
違う考えも理解しつつ、それに同調するかしないかは個人の自由です。
自由を勘違いしている人が多いように思います。
自由というと他人を自由に操ろうとか、世の中のものを自由に使おうとか思う人が多いです。そうではなく、自分の思考を自由にすることが「自由」であり「空」です。
自分の考えを自由にできない人は、他のものも自由にできないのです。
本質的に理解するのは難しいですが、これに少しでも気付き始めると生きることはどんどん楽に、楽しくなっていきます。
それぞれがそれぞれで、いいよね。
私、堅苦しいの苦手です(笑)
『超訳 ブッダの言葉』の文庫サイズが出ました
先日書店に立ち寄ったら前にも紹介した『超訳 ブッダの言葉』の文庫サイズが出てました。
このシリーズ、ニーチェの言葉とかも買って読んでみたんですが、全然頭に入ってこない。
小難しい。
アジア人はブッダの言葉の方がしっくり頭に入ってくるのかも知れません。
でもニーチェの言葉が一番売れてるそうです。
世の中わからーん。(けどまぁいいか)
Kindle版より書籍のほうがオススメです
この本は非常に読みやすく厚みもあり、オラクルブックのような使い方ができます。
適当に本をパッと開いてそのページを読む。
1分もかかりません。
ブッダのエッセンスを日常の少しずつ自分にインストールできます。
私もこの一冊のおかげで随分「楽」を手に入れることができました。
ブッダの言葉も気軽に気楽に学びましょう。
気持ちも思考もスッキリしますよ。