世の中には『友人もどき』というややこしい生き物がいる。
あなたがもしこういう人に出会ったら、その友人もどきとは付き合ってはいけない。
友人もどきが必ずあなたの足を引っ張ることになるだろう。
気をつけなければいけない人
出会って間もないのに人の悪口をまるで苦労話のようにしてくる人。
「あの子、私にいつも相談ばかりしてくるんだけど、私の相談は全然聞いてくれないんだよね」
ん?!さっきは長い付き合いの親友って言ってなかった?!
「あの子、男を見ると女子アピールばっかりして、すぐに男にあまえに行くんだよね。いやらしいわ」
ん?!さっきは誰からも好かれる自慢の友人って言ってなかった?!
「あの子、歌下手だしルックスもそんなに良くないのに、よく人前で歌うわ」
ん?!さっきはいろんなところで活躍してるスゴイ友人って言ってなかった?!
「あの人、お店で料理が出てくるのが遅いだけで店員にブリブリ文句言って、超幻滅した」
ん?!さっきはいろんなお店を紹介してくれるいい友人って言ってなかった?!
例を挙げればきりがないが、長年の友人がついに愚痴の一つでもこぼしてくれたのなら話は別だが、出会って間もないのに人の愚痴ばかりを話す人は実は愚痴が大好きな人。
そんな人を友人にしてしまうと次はあなたの愚痴を誰かに言っていることでしょう。
こういう人は友人ではなく「友人もどき」なので、早めに幻滅しておく方がいい。
これは同じく転職活動にもいえる。
あなたが会社の面接に落ちる理由
会社の面接などで、前の会社の悪い点をいう人が落とされるのも同じ理由だ。
- 給料がなかなか上がらないんで、将来性がないと思い辞めました。
- 職場の人間関係が悪かったので転職しようと考えました。
面接担当の質問にこう答えようものなら合格する可能性はないと思っていい。
こういう人は、自分で変えようとせず、会社に不満ばかり抱いてまた転職してしまうからだ。
こういう人が受かる会社は、数年で辞めてくれた方が会社にとって都合がいい、使い捨て人材狙いの会社だ。
とにかく人がいてくれればいいというような。
話を友人関係に戻そう。
求めてばかりの友人
あなたに嫌われるんじゃないかと恐れるあまり、過剰にやさしくしてくる。そんな人は自分に見返りがない、メリットがないとわかると急に態度を変えるだろう。
あなたの都合も考えずに、「こんなことを頼めるのはあなただけ」などと、あれこれと強引に協力を求めてくる人にも気をつけよう。
油断していると肩を押されるどころか、
頭から突き落とされることになるかもしれない。
悪口を聞くのもじわじわとダメージを受けるが、影で自分の悪口を言われているのを知った時が一番ダメージがある。
こういう人が寄ってくるのは、あなたの思考や習慣が少なからずそのゾーンに所属しているということだ。
何か気づきがあったら早めにそのゾーンから自分自身が抜け出ることを考えて欲しい。
性格の悪い友人と一緒にいるぐらいなら独りでいた方がマシ。
実のところ私自身こういうバッサリした考えに少し抵抗があった。
そんなに簡単に人間関係を切り分けていいものだろうかと・・
この「ブッダの言葉」の友人もどきのページを読んでとても心が軽くなった。