エナジードリンクは体に悪い?毎日飲むと絶対太る!その理由も解説
エナジードリンクはときどき飲むぐらいなら大丈夫ですが・・・
エナジードリンクの主原料は果糖ブドウ糖液糖なので、飲み過ぎると高血糖になりやすくだるさを感じます。
過剰に増えたブドウ糖は中性脂肪に変化するので太る原因になります。
エナジードリンクは日頃の運動量と飲むタイミングに注意しなければいけません。
エナジードリンク体に悪いランキング
エナジードリンクの高カロリー高カフェイン順に順位をつけました。
- ZONE 500ml カロリー265kcal カフェイン150mg
- モンスターエナジー 355ml カロリー177.5kcal カフェイン 142mg
- レッドブル 250ml 115kcal カフェイン 80mg
- リアルゴールド 160m カロリー89.6kcal カフェインなし
カロリーが低くカフェインの過剰摂取を避けたいなら『リアルゴールド』がおすすめということになります。
容量も少なく、ちょっと元気を出したいときにGOOD◎
また、エナジードリンクよりもドリンクゼリーもおすすめです。
エナジードリンクと栄養ドリンクの違い
第2類医薬品 | 体の機能を改善する作用がある成分が含まれたドリンク(ユンケルなど) |
医薬部外品 | 有効成分や効果効能を記載することができる(リポビタンD・エスカップなど) |
清涼飲料水など | 有効成分や効果効能を記載することができない(レッドブル・ZONE・モンスターなど) |
エナジードリンクは清涼飲料水や炭酸飲料として販売されています。
エナジードリンクには体によい成分は入っていますが、「疲れが回復する」などの具体的な効果を記載・訴求することができません。
それに対して栄養ドリンクは有効成分や効果効能を記載することができます。
成分の含有量は『医薬品>医薬部外品>清涼飲料水』という感じで、値段もそれに準じることが多いです。
風邪気味だったりめちゃしんどい時は栄養ドリンクの方を選んで飲みますね。
エナジードリンクの作用は?
エナジードリンクによく入っている成分の作用をまとめておきます。
カフェイン | カフェインは脳を興奮状態にさせ眠気を予防してくれる。 運動能力を高めてくれる作用もある。 |
ナイアシン | ナイアシン(ビタミンB3)を補うことでセロトニンが生成されやすくなります。 |
ビタミンB群 | 糖質や脂質、タンパク質がエネルギーとして代謝するサポートをします。 |
アルギニン | 血流をよくする、成長ホルモンの分泌を促進、免疫力を高める |
カルニチン | 肪酸を燃焼してエネルギーを作る |
高麗人参エキス | 滋養強壮 |
栄養ドリンクを毎日飲むと太る!危険性や健康被害の可能性あり?
エナジードリンクは飲む量に気をつけましょう。
飲む分量のアドバイスが記載されている商品もあります。
エナジードリンクに含まれるカフェインなど、神経を興奮させる作用のある成分が含まれています。
過剰に摂取すると、興奮、震え、血圧の上昇、不眠、下痢などを起こす場合もあります。
主原料は果糖ブドウ糖液糖、つまり砂糖なので摂りすぎると太る原因になります。
甘味料にスクラロースが使われている場合がほとんどなので、気になる人は飲むのを避ける方がよいでしょう。
通常量、ときどき飲む程度では健康上の危険性はありません。
カフェインの摂り過ぎによる死亡事故
「エナジードリンク」と呼ばれる飲料を日常的に飲んでいた九州地方の20代男性が昨年、カフェイン中毒により死亡していたことが21日、分かった。常用での中毒による死亡報告例は国内初とみられる。
国内初、カフェイン中毒死 エナジードリンク日常的に大量摂取か|産経ニュース
男性の解剖を警察の依頼で担当した福岡大法医学教室の久保真一教授によると、血中濃度が血液1ミリリットル当たり約70マイクログラム以上に達すると死亡例が報告されているが、男性の解剖時の血中濃度は同182マイクログラムだった。
カフェインの摂り過ぎによる死亡事故が報告されています。
飲料約20本を短時間に飲むと致死量に至るカフェインの量になるのだとか。
エナジードリンク以外にも、コーヒーなどカフェインを含む飲料の飲み過ぎには注意したいところです。
カフェイン中毒の致死量(ザ!世界仰天ニュース)
ザ!世界仰天ニュース(2023年4月19日(火)放送)によると、カフェイン中毒の致死量は1日5g〜10gで致死量に至るのだとか。
エナジードリンクやコーヒーやチョコレートに含まれるカフェインのほかに、眠気覚ましの錠剤のカフェインも摂りすぎると非常に危険です。
人気のエナジードリンク比較
体に悪い?人気のエナジードリンク比較
人気のエナジードリンクを比較しました。
エナジードリンクを何種類か飲んでみましたが、そんなに美味しいものではないですね。
個人的にはミネラルウォーターとかコーヒーがいいなぁ。
1:ZONE
原材料:糖類(砂糖(国内製造)、ぶどう糖)、パラチノース/酸味料、炭酸、アルギニン、香料、 カフェイン、保存料(安息香酸Na)、塩化K、カラメル色素、ナイアシンアミド、 甘味料(スクラロース)、ビタミンB2、ビタミンB6
内容量 | 1本500ml当たり |
カロリー | 265kcal |
たんぱく質 | 1.0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 65.5g(糖質61.0g) |
食塩相当量 | 0.65g |
ビタミンB2 5.0mg、ビタミンB6 5.0mg、ナイアシン50mg、 アルギニン1000mg、パラチノース5.0g、ブドウ糖10〜40g、カフェイン150mg |
- 結構カロリーが高い・・・
- スクラロースが使われている
- 糖質が高い
このような点が気になりました。
カフェインよりアルギニンやナイアシンの含有量が多めなので体感で熱さを感じます。
ちなみに1日の砂糖の摂取目安量が25gなので、500mlのエナジードリンクを1本飲むのと500mlのコーラを飲むのはほぼ変わらない砂糖の量で、摂取目安量の2倍の砂糖の量です。
毎日継続して飲むと脂肪が増えたり糖尿病になる恐れがあります。
2:モンスターエナジー
原材料:砂糖類(砂糖、ぶどう糖)、高麗人参根エキス、L-カルニチンL-酒石酸塩、塩化ナトリウム、ガラナ種子エキス、クエン酸、香料、クエン酸Na、甘味料(D-リボース、スクラロース)、L-アルギニン、保存料(安息香酸)、カフェイン、ナイアシン、着色料(アントシアニン)、イノシトール、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB12
内容量 | 1本355ml当たり |
カロリー | 177.5kcal |
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 46.2g |
食塩相当量 | 0.71g |
ビタミンB2 2.5mg、ナイアシン 30.2mg、ビタミンB6 2.8mg、ビタミンB12 0.7〜21μg L-アルギニン 443.8mg 、D-リボース 443.8mg 、高麗人参 291.1mg、L-カルニチン 103mg、カフェイン 142mg |
ナイアシン、アルギニン、カフェインが特徴的ですね。
3:レッドブル
レッドブル、あまったるいなぁ〜www
喉にひっかかる
品名:炭酸飲料
原材料:砂糖,ぶどう糖,酸味料,L-アルギニン,カフェイン,イノシトール,ナイアシン,パントテン酸Ca,ビタミンB6,ビタミンB2,ビタミンB12,香料,着色料(カラメル)
内容量 | 1本250ml当たり |
カロリー | 115kcal |
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 26.8g |
食塩相当量 | 0.5g |
ナイアシン 7.5mg、パントテン酸 5mg、ビタミンB6 5mg、ビタミンB2 0.23mg、ビタミンB1 55μg アルギニン 300mg、カフェイン 80mg |
意外にもケミカルな甘味料が使われていません。
4:リアルゴールド
1缶160mlで飲みやすいです。
ちょうどいい感じかも。
品名:炭酸飲料
原材料:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、ローヤルゼリーエキス、高麗人参エキス/炭酸、香料、ビタミンC 、クエン酸、アスパラギン酸 Na 、ナイアシン、グルタミン酸 Na 、ビタミン B2 、ビタミン B6 、ビタミン P 、フェニルアラニン、イソロイシン、スレオニン
内容量 | 160ml1本当たり |
カロリー | 89.6kcal |
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 22.4g |
食塩相当量 | 0.02g |
ビタミンC 63~150mg、ナイアシン 9mg、 ビタミンB2 0.8mg、ビタミンB6 0.8mg、 ビタミンP 0.8mg、アスパラギン酸 11mg |
リアルゴールドもケミカルな甘味料が使われていません。
モンスターエナジーが体に悪い理由とは?
主に元気を出したい時に飲まれているエナジードリンク。
その中でも『モンスターエナジー』は『レッドブル』などと並んで人気があります。
ですが体に悪いとも言われています。
なぜでしょうか?
- 砂糖やブドウ糖がたくさん含まれている
- 頻繁に飲み続けるとカフェインの摂りすぎになる
- 添加物スクラロースの危険性がある
エナジードリンクは元気を出したい時に時々飲むのはいいですが、砂糖やブドウ糖がたくさん含まれているので、頻繁に飲むと太りやすくなります。
カフェインを摂りすぎると、興奮や震え、血圧の上昇などが起こる場合があります。
スクラロースもできれば避けたいところです。
(レッドブルにはスクラロースは入っていません)
モンスターエナジーの効果
モンスターエナジーは清涼飲料水なので、明確な効果を記載することができません。
ですが含まれている成分にはこのような効果があるので参考程度にまとめておきます。
カフェイン | カフェインは脳を興奮状態にさせ眠気を予防してくれる。 運動能力を高めてくれる作用もある。 |
ナイアシン | ナイアシン(ビタミンB3)を補うことでセロトニンが生成されやすくなります。 |
ビタミンB群 | 糖質や脂質、タンパク質がエネルギーとして代謝するサポートをします。 |
アルギニン | 血流をよくする、成長ホルモンの分泌を促進、免疫力を高める |
カルニチン | 肪酸を燃焼してエネルギーを作る |
高麗人参エキス | 滋養強壮 |
飲み続けているとカフェイン中毒になる危険性がある
モンスターエナジーを飲み続けているとカフェイン中毒になる危険性がある。
カフェインの摂取目安は、1日あたり400mgまで。
コーヒーやエナジードリンクなどに含まれているカフェイン。
少量のカフェインなら眠気覚ましになったり集中力が高まったりします。
しかし、1日にたくさん、毎日毎日摂り続けていると、震えが出たり、動悸や嘔吐をしてしまう場合があります。
ここまで来るとただ単に体調不良というわけではなくカフェイン中毒と診断されるでしょう。
最悪、死に至るケースもあるのです。
男性の解剖を警察の依頼で担当した福岡大法医学教室の久保真一教授によると、血中濃度が血液1ミリリットル当たり約70マイクログラム以上に達すると死亡例が報告されているが、男性の解剖時の血中濃度は同182マイクログラムだった。
国内初、カフェイン中毒死 エナジードリンク日常的に大量摂取か|産経新聞
モンスターエナジーで中学生が死亡した事件
米国では、2011年にメリーランド州の14歳の少女が、24時間で700ml入りモンスターエナジー2本(カフェイン計480mg)を摂取し死亡。検死によって死因は「カフェインの毒性による不整脈」とされ、訴訟が起こされた。
エナジードリンクを飲む子どもたちに起きている「異変」|Yahoo!ニュース
モンスターエナジーを700ml飲んだあまりかの中学生が死亡した事件があったようです。
700mlを2本、中学生の体格で飲んだらかなり危険ですね。
カフェイン中毒は本当に死に至ることもあるので気をつけないといけません。
モンスターエナジー500mlの原材料やカロリー
モンスターエナジー500mlサイズが発売されました!
モンスターエナジーには100mlあたりの栄養成分表示しか書かれていないので、ぱっとみただけでは実際にどれぐらいの量が入っているか分かりにくいです。
実際には5倍の量が入っているわけですが、わかりやすく5倍の数値をまとめました。
内容量 | 1本500ml当たり |
カロリー | 250kcal |
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 65g |
食塩相当量 | 1.0g |
その他 | ビタミンB2 3.5mg、ナイアシン 42.5mg、ビタミンB6 3.0mg、ビタミンB12 5.0〜30.0μg L-アルギニン 625mg 、D-リボース 625mg 、高麗人参 410mg、L-カルニチン 145mg、カフェイン 200mg |
カフェインの量に注目してみましょう。
モンスターエナジー500mlだとカフェインの量は200mgにもなるんですね。
モンスターエナジー500mlを2本、毎日飲むと危険です。
カフェインの量がやばいしカロリーも250kcalある。
私なら一気に飲まずに分けて飲むかなぁ。
モンスターエナジー355mlのカロリーと栄養成分表示
原材料:砂糖類(砂糖、ぶどう糖)、高麗人参根エキス、L-カルニチンL-酒石酸塩、塩化ナトリウム、ガラナ種子エキス、クエン酸、香料、クエン酸Na、甘味料(D-リボース、スクラロース)、L-アルギニン、保存料(安息香酸)、カフェイン、ナイアシン、着色料(アントシアニン)、イノシトール、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB12
内容量 | 1本355ml当たり |
カロリー | 177.5kcal |
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 46.2g |
食塩相当量 | 0.71g |
ビタミンB2 2.5mg、ナイアシン 30.2mg、ビタミンB6 2.8mg、ビタミンB12 0.7〜21μg L-アルギニン 443.8mg 、D-リボース 443.8mg 、高麗人参 291.1mg、L-カルニチン 103mg、カフェイン 142mg |
モンスターエナジー335mlなら、1日2本までならカフェイン中毒の心配がないギリギリのラインのようです。
- モンスターエナジーを1本飲むぐらいなら体に悪いということはない
- モンスターエナジーが本当に必要なのか?飲むべきか?よく考えた方がいい
モンスターエナジーは美味しくて元気が出た気にはなりますが、頻繁に飲むかどうかはよく考えたほうがよさそうです。
カフェイン取るならコーヒーがよい気がしますが、炭酸好きならアリかもですね。
まとめ
エナジードリンクを毎日飲むとかは避けた方がよいですが、ちょっと元気が欲しいときに飲んだりするのは全然大丈夫です。
個人的には今後もほぼ飲むことがないだろうと思います。
エナドリ1本飲んで1時間トレーニングして200kcal消費すればプラマイゼロで太りも燃やせもしない。
ダイエット目的の場合、筋トレ前のエネルギー源は100kcalに収めたいところ。
筋肉つけたい場合はエナドリ飲んでもまぁええかなぁと。
もちろん選択肢はエナドリ以外にもある。