ワット・ラーチャブラナ 壮絶な世界観と建築美に圧倒される
アユタヤ観光3日目。
ここはアユタヤ観光で必須の観光地です!
ワット・マハタートのすぐ北側にある存在感ありまくりの寺院、それがワット・ラーチャブラナ(Wat Ratchaburana)。
道路などからも綺麗に建物が見えるので、中に入ろうか迷っていたのですが、何度も周囲を通るうちに、「ここはやっぱり中をじっくり見て見たい!!」と思うようになり、アユタヤ観光最終日の午前中、早い時間から観光に行って来ました。
結果的に1時間半もじっくり見学してしまい、最終日にゆっくり見ることができて正解でした!
ワット・ラーチャブラナ – Wat Ratburana 行き方
入場料は50バーツ
ワット・ラーチャープーラナはワット・マハタートのすぐ北側にあり、かなり目立っているので周囲に行けばどこからも目に入るほどインパクトのある寺院です。
ワット・ラーチャブーラナは、1424年にアユタヤ王朝の王サームプラヤー(ボーロマラーチャーティラート2世)により創設され、父ナカリンタラーティラート(インタラーチャー1世)の王位継承による決闘で死に至った2人の兄弟の火葬場所に構築された。
どちらが王位につくのか、兄弟で決闘した結果、二人とも死んでしまったんですね。そのため3番目の子供が王位に就いたそうです。
ワット・ラーチャブラナ – Wat Ratburana 中央塔堂(プラーン)壮絶な世界観と建築美に圧倒される
入り口付近でタイ人のおじさんが英語で話しかけてきた。
「どこから来たんだい?」
「日本からです」
「このあとどこか行く予定は?」
「ここが最後やねん。昼からバンコクに行くんやで」
「トゥクトゥクでどこか行かないかか?」
「もうアユタヤは全部見ちゃったよ」
そう、トゥクトゥクの客引きだった。
ちなみにタイでは普通の人は英語を流暢に話しません。
その辺は日本に似てるかも。
英語で話してくる人は客引きや物売りが多いです。
料金をふっかけてくるので、利用する場合は適正価格まで値段交渉しましょう。
ここが入り口です。
朝早かったのでほとんど人がいませんでした。それだけに、独特の不気味さを感じました。
静かなだけど圧倒的な存在感。
細かなところもいちいちかっこいい
ウォォォ!!!なんなのここ?!綿密に計算され尽くした建築美!
心臓が高鳴る!!!
入り口を振り返ると迫力のあるエントランスが私を飲み込んでいた。
圧倒的な美しさです。
建築の制度と芸術性の高さを感じることができます。
塔堂の中腹に窓のようなものがあります。そこまで登ることができ、またそこから塔の内部に入って行くこともできます。
写真ではそれほど高く感じないかもしれませんが、実際に見てみると圧倒されます。
両サイドから塔堂の上に登ることができます。
美しい仏像があります。すごい迫力!
こちらは反対側、上げている手が違います。
塔堂の中腹をぐるりと歩いてみました。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、かなり高いです。
景色はいいのですが、足がすくみます(笑)
塔堂の後方です。
さて、勇気を出してもう一段上へ!
登り終えて振り返ると、かなりの高さを感じました。
高所恐怖症の人はちょと無理かもしれませんね。
この塔の高さをネットで調べたのですが不明でした。
窓のところから地上を見下ろします。
さっきは見上げていたところが見えました。
塔堂の中です。
柵のところに下に降りる急激な階段があります。
まずは奥の部屋に入ってみました。
謎のエックス。
下を覗き込むと、下の部屋が見えました。
ここから下に降りることができますが、階段が急激で足一つギリギリ置けるぐらいの幅しかないのでかなり怖かったです。
足を滑らせたら終わり?!なんだかドラクエ感がありました。
塔を登ったり降りたりしていて、誤って下に落ちるやつ。
あの感覚です。廃墟だし・・・
怖いけどここまで来て降りないわけないですよね。
行きます・・・
怖いので一気に降りて来ました。
降りて来た階段を見上げてみると、やっぱり急激な階段!
小さな部屋を見上げると360度、壁画が描かれていました。
かなり劣化していました。
この部屋に財宝などが収められていたそうです。
閉所恐怖症の人にはおすすめできません。
ここでもやっぱりドラクエ感を感じました。
ここから別のところにワープしちゃったりしてね。
外に出て塔の上部を鑑賞。
塔の上部にはナーガやガルーダなどの層状の動物の装飾があります。
降りて来て中央の階段も登ってみました。
怖いので下を見ずに一気に上に登りました。
到達!タッチ!!
さて、、戻ろうとするとやっぱり足がすくみました!(笑)
滑って落ちたら死ぬ・・・
とりあえず平気なふりをしましょう!
しばらくすると周りを見る余裕も出て来ます。
塔堂の周りにはこのような4基のスリランカ式の仏塔(ストゥーパ)が囲んでいます。
建築美学を感じます。
中央塔堂の両サイド 本当に美しい建物です。
この写真を見ているだけで「もう一度行きたい!!」っていう気持ちがフツフツと湧いて来ます。
破壊されて無残な姿になった石仏たち
人間は人が大切にしているものを壊してしまう、狂気の心理も併せ持っているんですね。
高いところに登ったり、急激な階段を上り下りして緊張の連続だったので、地上に降りてゆっくり周囲を散策。
ブロック道を修復する人たち
少しずつ整備されているんですね。
360度、どこから見ても迫力があり美しいです。
まとめ
- 入場料 50バーツ
- 高所恐怖症と閉所恐怖症の人にはおすすめできない
- ドラクエの中に入ったような世界観がある
- アユタヤ観光自体、ポケモンGOのスタンドを回っている感覚がある
- アユタヤでは外せない観光スポット
ワット・ラーチャブラナは塔堂の中に入れるので、アユタヤ観光の中でもかなり冒険心をくすぐられる観光ポイントです。
建物の美しさも間近に感じることができます。
アユタヤに来たらぜひ観光してほしいスポットです。
再度訪れたいです!