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TABI Blog
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高齢者が見守りカメラを嫌がる理由と対策

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目次

高齢者が見守りカメラを嫌がる理由

高齢の母が倒れて見守りが必要になったので、見守りカメラを自宅に取り付けました。

これで違う部屋にいたり外出しても少しは安心できるようになりました。

メリットもある見守りカメラですが、本人からすると嫌がられる場合もあります。

ちなみに私の母は、見守りカメラを嫌がることなく「安心だ」「気にならない」と言っています。
「いざという時に助けてもらえる」という認識があるからでしょう。

見守りカメラの設置に同意を得るには、高齢者本人に目的を丁寧に説明し、プライバシーへの配慮を強調することが重要です。

見守りカメラは高額なものではなく、3,000円ぐらいから設置できるものもあります。

手頃な値段の見守りカメラをお試しで導入して、抵抗感がなくなれば高額で多機能な見守りカメラを購入するとスムーズにいくでしょう。

プライバシーの懸念

カメラで常時監視されることに抵抗を感じ、自分の私生活や自由が制限されていると感じる。

特に、トイレや寝室などプライベートな空間での監視は強い不快感を引き起こす。

過度な監視行為は嫌がられるでようね。
あくまでも「見守り」という意識が大事です。

監視されることへの抵抗感

「見張られている」感覚が、独立性や自尊心を傷つけ、子供扱いされているように感じることがある。

高齢者は自分の生活を自分で管理したいという思いが強い場合が多い。

見守りカメラが安全確保のためのものだと理解されず、「管理」や「監視」のためだと誤解されることで拒否感が生じる。

カメラ導入が家族や介護者の都合によるものだと感じると、「信頼されていない」「負担に思われている」と受け取り、感情的な反発につながります。

操作の難しさと不安

カメラやデジタル機器に慣れていないため、操作が難しかったり、誤作動やハッキングのリスクを過度に心配したりする。

技術への不信感が抵抗の一因となる。

不安を解消するための対策

  • カメラの必要性やメリット(例:緊急時の迅速な対応)を丁寧に説明し、同意を得る。
  • プライバシーを尊重する設定(例:特定のエリアを撮影しない、映像のアクセス制限)を明確に伝える。
  • カメラ以外の代替手段(センサーや定期連絡など)を提案し、選択肢を与える。
  • 高齢者の意見を尊重し、導入を押し付けない対話が重要。

見守りカメラのメリット

見守りカメラがあることで介護が必要な高齢者にとっても家族や介護者にとっても、「安全」「安心」という大きなメリットがあります。

安否確認の手段

高齢者の転倒や体調不良などの緊急事態を迅速に検知し、家族や介護者が早急に対応できる。

特に一人暮らしの高齢者にとって、事故時のリスクを軽減。

見守りカメラを設置していたにもかかわらず、あまり活用してなくて、2時間ほど母が倒れているのに気が付きませんでした。
その後は定期的に見守りカメラをチェックする習慣をつけました。

遠隔での安否確認

離れて暮らす家族がリアルタイムで高齢者の様子を確認でき、定期的な訪問が難しい場合でも安心感を得られる。

異常行動の早期発見

認知症の方の徘徊や異常行動を検知し、危険を未然に防ぐ。夜間の見守りにも有効。

負担軽減

介護者や家族の物理的・精神的負担を軽減。常時付き添う必要が減り、介護疲れを防ぐ。

プライバシーの配慮が可能な設計

最新の見守りカメラは、撮影範囲の制限や音声のみの確認、センサー併用など、プライバシーを尊重する機能が充実。

記録機能による振り返り

映像やデータを記録することで、医師や介護者に健康状態や生活パターンを共有でき、適切なケアプランに役立つ。

家族とのコミュニケーション向上

双方向で会話ができる見守りカメラは、電話や通話の代わりになるので、おしゃべりが好きな齢者の場合はこの機能は好まれる傾向にあります。

見守りカメラを通じた高齢者の生活改善

見守りカメラは、高齢者の生活を以下の点で改善します。

見守りカメラの設置には大きなメリットがあります。

安全性の向上

  • 転倒や異常行動をリアルタイムで検知し、家族や介護者に通知。
  • 夜間や外出時の自宅監視で防犯効果も。

自立支援

  • プライバシーを保ちつつ、必要時のみ介入可能。
  • 活動データを分析し、日常生活のルーティン維持をサポート。

健康管理

  • 食事や服薬の様子を遠隔で確認。
  • AI搭載カメラは異常な健康パターンを検出し、早期対応を促す。

家族の安心

  • 遠方に住む家族が高齢者の様子をアプリで確認でき、精神的負担軽減。
  • 緊急時の迅速な連絡体制を構築。

社会参加の促進

  • カメラと連動したビデオ通話機能で孤立感を軽減。
  • 活動量のモニタリングで外出や趣味の継続を後押し。

兄弟全員で母親の様子を見ることができるので、安心感が大きいです。

高齢者に適した見守りカメラの選び方

高齢者に適した見守りカメラを選ぶ際のポイントを以下にまとめます。

これらは高齢者のプライバシーや使いやすさを考慮し、安全性と安心感を最大化するための基準です。

プライバシーへの配慮

  • 撮影範囲の制限:カメラの視野をリビングなど特定のエリアに限定し、トイレや寝室を撮影しない設定が可能なモデルを選ぶ。角度調整やマスク機能があると理想的。
  • 映像アクセス制限:家族や介護者だけが映像にアクセスできるセキュリティ機能(パスワード、暗号化通信)を確認。
  • 音声のみモード:映像なしで音声やセンサーだけで見守れるモデルは、プライバシーへの抵抗感を軽減。

使いやすさ(高齢者・家族双方)

  • 簡単な設置:Wi-Fi不要やコンセントに挿すだけで使えるモデル(例:SIM内蔵カメラ)は、高齢者宅での設置が簡単。
  • スマホ連動:家族がスマートフォンで簡単に映像を確認できるアプリ対応モデル。直感的な操作性のアプリを選ぶ。
  • 会話機能:双方向通話が可能なカメラは、緊急時に声をかけたり、日常的なコミュニケーションを促進。

機能性のポイント

  • 動体探知機能:動きを検知して通知する機能。徘徊や転倒を早期発見可能。
  • 夜間撮影モード:暗い環境でも鮮明な映像を撮影できる赤外線機能。夜間の見守りに必須。
  • 広角レンズ:90度以上の視野で部屋全体をカバーできるモデル。死角を減らす。
  • 温度センサー:部屋の温度異常(熱中症や低体温リスク)を検知する機能は、特に高齢者宅で役立つ。
  • 録画機能:クラウドやSDカードに映像を保存し、後で確認可能。異常時の振り返りに便利。

見守りカメラ導入の際の補助金について

家庭での見守りカメラの導入における補助金を受けるには、2025年4月時点では現実的にはまだ厳しいです。

理由は、補助金が出るまでの手続きが複雑で長期化してしまう点が挙げられます。

介護保険を利用する方法

個人宅での見守りカメラは「介護ロボット」として認められにくいため、補助対象外となる場合がほとんどです。

見守りカメラは介護保険の対象外ですが、福祉用具貸与(例:センサー類)が一部適用可能な場合があるので、ケアマネージャーに相談してみましょう。

ただし、現段階ではケアマネージャーも知らないことが多そうです。

見守りカメラは高額なものではないので、補助金を使わずに自費で設置する方がスピーディーです。

防犯カメラRingを介護の見守りカメラとして導入してみた

高齢者の見守りカメラとしてRingを購入

Amazonで販売されている防犯カメラのRingが手頃な値段(セールで2,490円)だったので、母の見守りカメラとして購入しました。

Ringのカメラは、セキュリティだけでなく、介護や見守り用途でも役立つ機能がたくさんあります。

Ringを開封してみた

Ringカメラの介護・見守りでの活用ポイント

  • 親御さんの転倒防止
  • 夜間の見守り
  • デイサービスの不在時の確認

設置も簡単だったし工夫してリビングと母が寝ているベッドを見渡せるように設置できました。
画角が広いのがいいです!

リアルタイム監視と通知

Ringのカメラ(例:Ring Indoor CamやStick Up Cam)は、モーション検知機能を備えており、動きを検知するとスマホに通知が届きます。

たとえば、親御さんが部屋を移動したり、特定のエリア(キッチンや階段付近)に近づいたりした際に、すぐに確認できるので安心感が高まります。

双方向通話

Ringのカメラには双方向オーディオが搭載されているので、カメラを通じて話しかけたり、声を聞くことができます。

たとえば、「大丈夫?」「薬飲んだ?」といった簡単なコミュニケーションが遠隔で可能です。

これは、離れて暮らす家族にとって特に便利な機能です。

デメリットは、カメラ側からはコール(呼び出し)ができないことです。

緊急時の対応準備

Ringのカメラは直接緊急通報機能はないので、異常を検知した際の連絡フローを家族で決めておくと安心です。

例えば、本人が家族に何か助けて欲しい時、苦しい時など、スマホ(携帯電話)を操作できないときは、連絡を取ることができません。

定期的に、例えば1時間に一度、見守りカメラをチェックするなどの習慣化が必要です。

ボタンを押すとスマホに通知がいく家庭用呼び出しベルもあります。

夜間視力(ナイトビジョン)

夜間や暗い部屋でもクリアな映像を撮影できるので、夜間に親御さんが起き出したり、転倒のリスクがある場合でもしっかり監視できます。

夜間でもしっかり映像が映ります。

簡単な設置とアプリ操作

Ringのカメラは設置が簡単で、アプリも直感的。

介護される側が高齢でテクノロジーに不慣れでも、家族がリモートで設定や管理を行えるので負担が少ないです。

RingとAlexaを連動させれば、アレクサからモニタリングできます。

プライバシーへの配慮

見守りカメラを導入する際、プライバシーの尊重が重要です。

Ringのカメラは、モーションゾーンを設定して特定のエリアだけ監視したり、録画をオフにしたりできるので、介護される方のプライバシーを守りつつ必要な監視が可能です。

ただし、カメラ設置については事前に本人の同意を得ることが大切です。

Ringは簡単に接続できた

Ringはカメラ部分を簡単にフタをすることができます。

機能的にはカメラ側からのコールができない点だけが不満ですが、セールで激安で購入したので買ってよかったです!

まとめ

高齢者の介護で見守りが必要になった時には、見守りカメラの購入は、非常におすすめです!

見守りカメラの導入は、高齢者の安全確保と家族の安心感を提供してくれます。

リアルタイム監視で転倒や異常を即座に検知、双方向通話で遠隔コミュニケーションが可能です。

夜間視力やモーション通知で24時間見守り、プライバシーを尊重しつつ介護負担を軽減。

設置が簡単で、アプリ操作も直感的なため、誰でも手軽に利用できます。

Ringを見守りカメラとして使うことは介護用途でも本当に頼りになります。

私の親に介護が必要になった経緯を知りたい人はこちらも読んでみてください。

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