選挙の白票はどうなる?白票が意味する選挙への不満とは?

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選挙権を持っている皆さん、このページを読んでいる人は選挙に関心があったり行こうと思っている人だと思います。

でも投票したい人がいない場合どうすればいいのか?

投票したい人がいないのにそもそも選挙に行く意味があるのか?など考察していきます。

目次

白票とは?選挙での意味を考える

投票したい人がいないんだから選挙に行っても意味ないし、選挙に行っても白票出すしかないじゃない!

まぁそんなんだけどさ、白票出しても何の意味もないんだよ

だったらやっぱり選挙に行く意味ないよね?

それでは政治は全然変わらないどころか悪化していくので、政治にどう関わっていけばいいのか考えよう!

まず結論から言うと「選挙で白票を入れれば選挙や政治に対して不満や批判を示すことになる」というのはデマです。

白票はただ無効票として処理され、投票に行ったあなたの手間や時間が無駄になるだけでなんの意味もありません。

「白票は意思表示になる」とか「白票でも選挙に行くことが大事」などと言っている人がいれば、その人は投票率を下げることでメリットがある政党の人や応援者かもしれません。

ライバルの票が伸びなければ議席は確保できるわけですから白票大歓迎となるわけです。

2024年の衆院選、無効票が167万票に

10月27日に投開票された衆院選で、全国の小選挙区の「無効票」がおよそ167万票だったことが総務省の集計(速報値)で分かった。投票に占める割合は2.99%で、前回2021年の2.45%から高まった。

無効票が増えている傾向だけど、いったいどういうことなのか?!

白票とは何か?定義と仕組み

選挙における「白票」の意味は、無記名で出された票のことです。

選挙に行って候補者の名前を書かずにそのまま投票すれば白票になります。

白票と無効票の違いは何か?

白票は前述した通り無記名の票のことであり、これも無効票の一種です。

その他の無効票のパターンは、書き損じがあったり、解読しずらい字で書かれた場合など、不備がある場合が無効票になります。

実質的には白票も無効票となり違いはありません。

白票を投じる理由

テレビやSNSなどで「白票でも意味がある」とか「白票で選挙や政治への不満や批判を示す意味がある」などといわれることがあり、これが選挙で白票が増えた背景です。

白票を投じる人の心理は選挙には関心があるが支持したい候補者がいない」「候補者のマニフェストがよくわからないから選べない」「よくわからないのに無責任に適当に投票できないなどがあります。

政治に関心があるのにもったいないですね。

白票の有効性とその影響

白票を出すと無効票になります。

ところが投票はしているので投票率は上がります。

ニュースなどで「投票率何パーセント」などよく報道されますがこの数字が上がると言うことです。

選挙権を持っている一人として政治への関心を示すことはできるかもしれません。

27日投票が行われた衆議院選挙の投票率は、53.85%で前回・3年前の選挙を2.08ポイント下回り、戦後3番目に低くなりました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241027/k10014620851000.html

でも今はいろんな政党の問題が露呈してきるので白票を出すのはもったいないです!
せっかく選挙にい行くなら白票は避けましょう!

政治への不満を示す手段としての白票

確かに投票率が上がったのに有効票があまり変わらなければ政治への不満と捉えることはできます。

ですが、政治への不満を示す方法として白票を出すことは、あまりにも効果が弱すぎてほとんど意味がないといってよいでしょう。

投票したい候補者がいない場合の選択肢

  1. 不正を犯した候補者や政党に絶対ダメだと思う政党に投票しない
  2. 絶対ダメだと思っている政党意外に投票する
  3. 比例区は応援したい政党に投票する
  4. 普段から政治や政党の動向に興味を持つ
  5. 生活の中で自分が不満に思っていることを見つめ直しておき、それを解消してくれそうな政党を選ぶ

投票したい人がいない場合の選択肢としては「絶対ダメだと思う政党に投票しない」ということが最重要になります。

次に絶対ダメだと思う政党の政治家には当選してほしくないはずですので、他の政治家を当選させる必要があります。

他の政治家のマニフェストがいまいちよくわからなかったり、いいと思わなかったとしても、「絶対ダメだと思う政党の政治家が当選するよりはマシ」と言う考えになります。

最低でも普段から自分が共感できる政党を探しておきましょう。

比例代表制(比例区)とは?

小選挙区とはそれぞれの選挙区から候補者を選ぶことです。

小選挙区の投票の仕方は『候補者の名前を書く』です。

それに対して比例代表制とは、政党や政治団体に投票することです。

比例代表制の投票の仕方は『政党の名前を書く』です。

比例代表制の場合、各党から提出された名簿の順位が上の人から当選していきます。

比例代表制は小さな政党にとってはメリットもデメリットもあります

比例代表制は全国から票を集めることができるので、その点が小さな政党にとってはメリットがあります。

デメリットとしては、比例代表で勝とうと思えば政治活動を全国展開する必要があり、インターネットなどの活用以外にも全国を回って選挙活動をする必要も出てくるので、政党の選挙資金が膨れ上がります。

大きな政党も比例代表で票を集めやすいので、小さな政党が有利とも限らないのが比例代表制のデメリットです

投票者にとっては「自分の選挙区に投票したい人がいない!」という場合でも「比例代表で支持したい政党に投票できる」というメリットがあります。

各政党はSNSやYouTubeなどで主張や活動を報告しているので一度チェックしてみましょう。

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